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脳とアロマセラピーの関係

皆さん、次のシチュエーショのとき。最も早く脳に刺激が伝わるのは、どの場面だと思いますか?

・きれいな景色を観たとき
・美味しいご飯を食べたとき
・鳥の鳴き声を聞いたとき
・すべすべの赤ちゃんのお肌に触れたとき
・コーヒーの香りを嗅いだとき

正解は「コーヒーの香りを嗅いだとき」つまり五感の中の嗅覚です。

そもそも五感とは、「視覚・味覚・聴覚・触覚・嗅覚」の五つの感覚の事を指します。これらの感覚刺激は、神経を介して脳に伝わります。そして、その伝達プロセスが最速なのが、嗅覚だというわけです。ガスのにおい・食べ物の腐ったにおいなど、危険から命を守るために最速で判断する必要があるのが、嗅覚なのかもしれません。

ここで、においを感じる仕組みについて簡単にお話ししましょう。 まず、空気中に漂っているにおい分子が、鼻の中に入り、感覚器にキャッチされます。それが神経を介して脳に信号を送り、脳に伝わってにおいを識別します。人のにおいの感じ方はそれぞれで、色んなにおいをかぎ分けられる人もいれば、全くそうでない人もいるので、おもしろいですよね。視覚や聴覚と違って、嗅覚は個人差が大きく人によって反応が異なるのです。

そしてにおいは、脳の中の一番深いところに位置する「原始的な部分」に、ダイレクトに働きかけていきます。そこは大脳辺縁系と言って、記憶や喜怒哀楽の感情を司る、それはそれは重要な部分。よく懐かしいにおいをかぐと、その時の情景がふっとよみがえってくるように。記憶とのつながりがとても深いのです。 見ることも聴くこともできない、非常にあいまいなものであるにもかかわらず、絶大な力を持っているのですね。

アロマセラピーはまさにそんな香りの集大成。そしてフランスやアメリカなどに比べると、まだまだ遅れてはいますが、医療の分野でもアロマセラピーは大きな可能性を秘めています。

最近では「認知症に効果がある」と言われている事は、皆さんも何となくご存じではないでしょうか。この理由にレモンやローズマリーなどの香りを嗅ぐことで、脳の記憶を司る部分が活性化されることが挙げられます。前頭葉を刺激するので気持ちを前向きにする効果もあるのだそう。

また、ローズの精油を採るときに一緒に産生されるローズウォーターには脳内でβエンドルフィン(脳内をハッピーにさせる)を出す作用があることや、体内でガン細胞をやっつけるNK細胞を活性させることが、最近の研究でわかったそうです。香りが良いだけではなく、うれしい作用がたくさんあるのですね。

近年、認知症に限らず、薬では改善できない病や、進行を遅らせることはできても改善することはできない病が増えている、という事実があります。アロマセラピーは自律神経を整える、数少ない自然療法のひとつです。即効性こそはないものの、目には見えない部分、私たち人間の1番本能的な脳に働きかけるこの「香り」。じつは江戸時代から、取り入れられてきている自然療法なのですよ。

もちろん禁忌や、注意しなくてはいけない点もあります。
正しい知識とともに、上手に生活に取り入れていきたいですね。